1 本日の会議に付した事件
議案第85号 令和3年度府中市
一般会計補正予算(第7号)について
議案第88号 令和3年度府中市
一般会計補正予算(第8号)について
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午前11時20分 開会・開議
○主査(
大本千香子君) ただいまから
予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。
これより議事に入ります。
予算特別委員会に付託されました議案第85号「令和3年度府中市
一般会計予算補正予算(第7号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(唐川平君) 特に
補足説明はございません。慎重なる審議をお願いいたします。
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○主査(
大本千香子君) これより、本
分科会の
審査区分となっている部分に対する質疑を行います。
質疑は、まず、
補正予算説明資料に記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について、款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。
なお、歳入のうち、本
分科会の
審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。
これより
補正予算説明資料に記載の事業について質疑に入ります。
まず資料2、
新型コロナウイルス感染症対策交付金(公立3病院)について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) まず、府中市
病院機構に7,022万6,000円の
交付金が出るところについてお伺いをいたします。
これについては
資本的支出になりますので、
設備投資になると思うんですけれども、もし仮に
コロナがこのまま収束した場合に、これは専用の機器ということで、ほかには使われないのかなとは思うんですけれども、これが
設備投資になりますと、例えば5年償却だと1,400万円、10年償却だと700万円というような償却が発生すると思うんですけれども、このままこの
コロナが収束した場合に収益がもし出なかったとしたときには、これが費用として上がってくるので、経営を圧迫するんじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○主査(
大本千香子君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君) 少しテクニカルな、専門的な御質問をいただきました。
御指摘のように、
病院機構が
医療機器の購入や
施設改修を実施いたしますと、費用面ではそれぞれの
償却年限、今言われた5年とかありますけれども、
償却年限が来るまで
損益計算書における費用に
減価償却費が計上されます。
一方の収益面で言いますと、
地方独立行政法人会計では
償却資産の取得に伴い交付される
補助金などについては、資産見返
補助金戻入というのが
予算科目にございまして、これが収益に計上されることになります。
減価償却費に見合う額が順次収益化されると。
ですので、先ほど言った1,400万円の費用が発生すると同時に、1,400万円の資産見返
補助金戻入というものが計上されますので、今回の場合は、
収支とんとんということになります。ですので、今回の購入に伴って収支が悪化することはございません。
○主査(
大本千香子君)
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) ということは、経費だけが出てくることは、それを打ち消すものがあるということで理解しとけばよろしいですね。わかりました。
そうしたときに、今度は逆の場合に、運悪く第6波が来て、この設備を使っていくことになったときに、
病院機構でこれを使って医療を行う、
医療従事者の安全とか、シフトを組んできちっとやっていける体制が十分に対応できるのか、その辺についてお伺いをいたします。
○主査(
大本千香子君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君)
府中市民病院につきましては、ことしに入りましてから
陽性患者の
受け入れ体制を整えておりますけれども、
受け入れを始める際には、
ハード面では、詳細については申し上げられないんですけれども、物理的に他の病棟と遮断するとともに換気などの設備を整え、またゾーニングを行うなどの整備を行っております。
また
ソフト面では、既に患者の
受け入れを行っていらっしゃいました
感染症指定医療機関から職員を派遣していただきまして、アドバイスや指導を受けるなど、安全面で最大限の配慮をした上で、
受け入れ体制を行っております。
実際の
受け入れに関しましては、
陽性患者の
受け入れ要請があった場合に備えまして、あらかじめ
陽性患者の病棟に対応する職員、看護師がメインになりますけれども、職員を選定しておくとともに、その職員に防護、看護の予習を実施するなどいたしております。
通常、
当該職員は他の病棟で勤務を行っておりますけれども、保健所からの
受け入れ要請により参集いたしまして対応することとなっておりまして、基本的には看護師2人で対応いたします。また、医師につきましては、日中は
感染症の
担当医師が、夜間や休日につきましては
常勤医師がローテーションを組みまして待機をする対応をとることになっております。
○主査(
大本千香子君)
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) その
受け入れをする人については、どのクラスの人が
府中市民病院になるんでしょうか。例えば
中等症とかという区分があると思うんですけれども、それについてはお話できるんでしょうか。
○主査(
大本千香子君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君)
府中市民病院における
新型コロナウイルス感染症の
陽性患者の
受け入れにつきましては、県でトリアージを行いまして、おおむね
中等症以下の患者で、保健所を通して
受け入れ依頼のあった患者の
受け入れを行っております。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 先ほど
森川分科員の質問の中で、
陽性患者専用の
検査機器ということで、もしそれが使われなかったらという前提で話がありましたけれども、中身を見てみますと内視鏡とか超
音波診断装置とか心電図、
遺伝子検査機器等、ほかの患者においても使えるようなものと考えますし、7,000万円のものをただ
陽性患者の待機だけのために使うとなると非常にもったいないと思うわけですけれども、これらの機器を導入して転用というか、用途は、
陽性患者以外に対して考えられているんでしょうか。
○主査(
大本千香子君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君) 基本的には、
陽性患者さんが来られない場合は通常の診療でも使うことは、当然想定しております。ただし今回の
医療機器等につきましては、
感染防止の観点から、
陽性患者の入院されている病室、それから陽性の疑いのある患者用として使用する機器と、一般の患者さんに使用する機器を分けるために購入することが主な目的ですので、現時点では他の患者への転用は想定しておりませんけれども、発生しない限りにおいては、通常の診療でも当然使われるものと考えております。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) それでは続いて資料3、
ハイリスク業種への
感染拡大防止支援事業継続について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 府中市のいろんな
介護施設とか
障害者施設等があると思いますけれども、今回のその予算で、どのぐらいの施設へ配布するのか、それと、その
抗原検査キット等の配布の内訳等がわかれば教えてください。
○主査(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君) それでは御説明させていただきます。
資料3の、
ハイリスク業種への
感染拡大防止支援事業でございます。
事業内容の1番については
交通事業者ですので、これは省かせていただきまして、
介護施設と
障害者施設について御説明をさせていただきます。
まず、制度の概要でございますけれども、
介護施設事業者及び
障害施設事業者に対しまして、
感染防止対策を講じてもらうことを目的といたしまして、パーティションや
CO2モニターなど、
環境整備に必要な物品やマスクや消毒、
抗原検査キットなどの
衛生用品の購入などに要した費用の一部を、市の
独自支援策として、昨年度に引き続きまして支援をする制度でございます。
また
介護施設などでは、
入所者や家族の面会が制限されている状況もございまして、今回マスク、消毒、
抗原検査キットなどの消耗品についても支援の対象に含めることで、少しでも面会の促進につながればと考えているところでございます。
こういった状況で、
介護施設と
障害者施設の件数ですが、施設で
介護施設については56施設、
障害者施設については40施設と考えております。1施設の補助の上限を10万円としておりまして、合わせて
予算額で960万円という状況でございます。
抗原検査キットの配分の内訳という御質問でございましたが、これ
抗原検査キットを現物支給するものではございませんで、
感染防止対策に必要な
環境整備に要する物品、
衛生用品など、購入をしていただいたその実費について補助するものでございます。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) ということは、申請に基づいて交付することで、一律10万円、56施設、40施設に配布するもんじゃないということですね。
○主査(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君) そのとおりでございます。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) 続いて、
説明資料のその他の項目について、質疑のある方は、順次御発言を願います。よろしいですか。
〔質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) それでは、
補正予算説明資料に記載の事業についての質疑は、これにて終了いたします。
次に、款または項の順に質疑を行います。
まず、歳出の2
款総務費、3項
戸籍住民基本台帳費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。よろしいですか。
〔質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) なければ、歳出の2
款総務費、3項
戸籍住民基本台帳費の質疑はこれにて終了いたします。
続いて、歳出の3
款民生費と、これに関連する歳入について質疑のある方は、順次御発言を願います。
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) それでは3款2項9目の、
障害児通所給付金についてお伺いいたします。
障害児通所給付金が約2,300万円増加する要因と、あと国への
返還金が874万1,000円ほど生じる要因について、この辺についてお伺いをいたします。
それともう一つ、あわせて3款3項1目の
生活保護費、これに国の
返還金が2,200万円ほど生じる要因について、この3つについてお伺いをいたします。
○主査(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) まず、
障害児通所給付費の増加する要因、補正を組ませていただいた要因ですが、
障害児通所給付費は、
療育施設に通う児童の
施設利用等の支援に対する給付でございます。この
給付費が増加する要因といたしましては、近年の
発達障害児の社会的な認知の広がりにより、従来は育てにくさや生きづらさを抱えながらも、障害として認識されなかった
子供たちが、幼少期の間に
発達支援につながるようになったことが、まず一つ考えられます。それに伴い
利用者が増加して、また障害を持つ子供の養育者の
社会参加ですね、子育てを行っている親御さん、
障害者を抱えた親御さんの
社会参加や就労のために療育の需要が高まり、こちらの
障害児通所支援事業の利用がふえたことが要因と考えられております。
続いて、
障害児通所給付費の
補助金の関係で補正を組んでいることについてでございますが、こちらについては
障害児通所給付費については、国から2分の1、県から4分の1の
補助金の交付がございます。令和2年度12月に、
利用者の増加と
コロナの影響により、学校の休校時に利用ができる形で、児童の
デイサービスというのが
障害児通所施設の中にあるんですが、その
児童デイサービスの利用が増加するということがありました。それらの増加を見込み、
補助金の申請を
行い補助を受けましたが、結果的にはそこまで増加がなかったということで、こうした返還が起きたと。令和2年度の
実績額を見込んで、
補助金を申請したものよりも低かったことで、
補助金を返す状況になったことになります。
国の補助2分の1については582万7,000円、それから県の補助については291万4,000円を返すことになりましたので、合計874万1,000円の
返還費が生じる形になっております。
続きまして、
生活保護の関係です。こちらの
返還金についてなんですが、この
返還金の主なものとしては、実は
生活保護費の
医療扶助部分の
返還金になります。
生活保護費については、4分の3を
国庫負担で補助を受けることになりますが、
医療扶助については、被
保護者がふえることや、入院、手術が急に必要になることが想定されるために、かなり多めに、
補助金の申請をしているような形になります。
生活保護の場合、
医療保険に加入していない被
保護者がほとんどであるために、
医療費の全額を
保護費で負担することになりますので、急に3月に手術を行いましたということであれば、200万円、300万円、平気で飛んでいくような形になりますので、どうしても
補助金を少し多めに申請する形になります。そのため
補助金申請での見込みに対して
実績額が低かったということで、ちょっと金額が大きいんですが、2,135万3,000円の
返還金が生じております。
それにプラスして、
生活困窮者の
自立相談支援事業についても、見込みの実績よりも低かったことが生じましたので、これが74万6,000円の
返還金が生じておりますので、合計2,209万9,000円の
返還金が生じた状況になっております。
○主査(
大本千香子君)
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) ということは、
障害児の
通所給付金については、そういった給付の認知というか、皆さんへの周知ができて、それについて
利用者がふえたことになるんだろうと思うんですけれども、そうすると来年度以降も同じような状況が続くんでしょうか。
○主査(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) こちらの
障害児の通所の
給付費については、年々、実はふえております。
利用者の比較をしたところ、ある月を捉えたものなんですが、
児童デイサービスを利用されている方が、平成31年4月の段階で198人、それから
障害児の
発達支援というのがあるんですが、そちらの
発達支援を利用されている方が80人で、278人利用されています。
令和2年4月になりますと、
児童デイサービスについては248人で、
障害児の
発達障害が98人で、合わせて346人で、令和3年4月は少しちょっと減ったんですが、
障害児の
デイサービスについては237人、それから
発達支援については82人で、合わせて319人の利用になっております。
ある月を捉えただけなので、ちょっと上がり下がりがありますが、実際のところふえておる状況です。
利用者についてはふえている。ごめんなさい、この
利用者については
施設ごとをまとめた
利用者なので、実
利用人数、
障害児の人数ではありません。あくまでも
施設ごとで利用されている人数を足したものが、そうした数字になっております。
今後も、
発達障害支援については利用される方が、保育所の年代の方が利用されるようになるので、そちらについては
余り利用の増減は極端にはない、その年度によって違うことになりますが、
児童デイサービスについては就学ですね、小学校、中学校、高校ぐらいまでの方の
放課後に、学校へ行かれた後に施設で預かって支援するようなものになりますので、こちらについては毎年どんどん増加しているような状況になっておりますので、ちょっと今後も
増加傾向が続いていくんではないかと思っております。
○主査(
大本千香子君)
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) あと、
返還金についてだけお伺いします。
返還金をこのタイミングで処理されるということなんですけれども、私が普通に考えると、9月の決算までに処置をするというのが頭にあったんですけれども、これがこの12月に延びてきているというのは、何か原因があるんですか。要因か何かあればお聞かせをいただきたいと思います。
○主査(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 9月の段階でも、実際
問題補助金の
実績報告をしておりますので、返還額については一応、把握はしております。把握しておりますが、その場合に変更があったりする場合もあるものですから、若干ずらして12月でさせていただいているような状況でございます。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 今の
障害児の
通所給付金についてですけれども、この令和3年で3億1,200万円ですか、それで、その額の問題なんですけれども、きのう言われました府中市の
指定管理、全て含めて2億4,000万円で、
放課後児童クラブに対する今後の
指定管理ですかね、あれが8,000万円ぐらいだったと思うわけですけれども、それを合わせたぐらいふえていると。
余りにも大きいので見てみたんですが、平成29年で1億6,000万円だったものが、平成30年に1億6,800万円で、
令和元年に1億8,500万円、令和2年で2億7,000万円、それで令和3年、今回その補正を含めて2億8,000万円ということで、この4年間ぐらいで倍になっていると。
今さっきの説明で、その休校で補正がふえたようなことを言われましたけれども、この令和3年度については休校はなされていないと思うわけですよね。その国・県から4分の3の支援があって、その府中市自体の
自主財源としては4分の1で、3億円程度にしても7,000万円から8,000万円ぐらい府中市が出さないといけない状況で、その
発達支援のその児童に関して、ふえていると言いながら、実績には学校に通って、その後その
放課後児童クラブでもできる状況だけれども、今の
療養施設とかになると思うわけで、その私が言っているのはバランスの問題なんですが、1人当たりで先ほど270人とか280人とか言われたら、1人当たり100万円ぐらいその
通所費にかかっていると。府中市はふえている状況の中で、
申し込みがあれば幾らでも出すスタンスなのか。
それで、全国の状況もある程度そうなのかと思うわけですけれども、インターネット見ますと、
事業所によって
不正請求がかなりある状況が出てきていました、ある県によっては億単位で。それで、3億2,000万円も療養的な施設に府中市が支払っているんだったら、産業的に物すごい規模だと思うんですよね。ふえている問題と、もう一つはその額の問題で、府中市の
事業所に通ってもらうことで、お金を外に出さない方法もあると思うんですけれども、額が多いだけに、これそのまま今後の膨張を見過ごすんでなくて、対策をやはり考える必要があると思います。
だから
事業所の問題、それから
申し込みの内容を含めて、その辺ちょっと方向性についてどう考えられているか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○主査(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) まず
利用者の負担がふえていることについては、実際どんどんふえて、
障害児についてもふえている傾向がありますので、それに伴って
利用者がふえていると。利用について、市として制限を加えることは、適正な利用であれば認めているような状況になります。
先ほど
障害児の
児童デイサービスについて、
放課後児童クラブでの併用みたいなのもできるんじゃないかという話もありましたが、基本的にはそうしたところへの
受け入れが難しい
お子さんを、
放課後デイサービスで、
障害児について受けているという状況がありますので、そちらへ単に移行するのは、なかなか難しいのかなと思っております。
どうしても
放課後以降に、療育という観点から実は支援を行ってはおりますが、親の就職とかそうしたことで、どうしても学校が終わった後の見守りとか必要になりますので、そうした利用についても、府中市としては認めている状況にあります。
そうした利用について、療育と、実際に
放課後、療育と、それから見守り、見守りの観点で行う事業について問題があるんではないかということで、国が何か考えられているのは、新聞の報道でちょっと見たことはありますが、実際そうした支援は、見守りであってもそうした支援は必要なので、給付はしていかなくてはいけないのかなと思っております。
ただ、
事業所の
不正請求、
不正利用ですね、そうしたことについてはないような形で、基本的には利用の状況とか、その
お子さんに対してちゃんと利用されているかどうかという点検はこちらで行い、適正な利用に努めております。
あと、不正のことで、近隣の市町に対して不正があって、実際
事業所の停職があったようなところ、福山なんかでもあるとは聞いておりますので、その辺のところ、府中市の
事業所についても注視しながら見ていきたいと思っております。
実際に府中市の
事業所については、
児童デイサービスで言えば9
事業所があります。市外の
事業所についても利用されているような状況はあります。市外は世羅、福山、尾道、東広島、三次、倉敷、それらの
事業所で利用されていますが、一番多いところは福山の
事業所になります。
ただ、各
事業所について1名から2名程度の、
福山市内で言うと、それぞれの
事業所に1名から2名程度の利用になりますので、主な利用はやはり府中市の
事業所を利用されているという状況です。
ですので、どうしても福山の
養護学校に通う
お子さんが多いので、どうしても市外の
事業所も当然利用されることはあるかと思いますが、その辺のところ、できるだけ府中の
事業所で
受け入れていただいて、適正な支給に努めていきたいとは思いますが、実際本人さんの状況によって、利用は自由に選べるという形になっておりますので、そうしたところの施設で利用していただくという形になろうかと思います。
○主査(
大本千香子君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 1人当たり100万円ぐらいかかっているということになると、
老人施設で入所して、
年間使用料それぐらい払うというぐらいのイメージで、非常に額が多大なわけですけれども、その
療養施設でもって、ただ行って、そこで
放課後児童クラブ的に見ているだけでそこまで費用をかけるのかとなると、非常に問題だと思うわけで、
発達障害なりいろんな障害を持っておられる方、それは最近ふえていることは、AIだなんだの形で早期発見で、以前は
発達障害だと検知されなかった方もおられると思うわけですけれども、そこまで金をかけるんだったら、将来的な自立とか、そういったカリキュラム的なものがある程度あって、その本人の発達を支援するというか、将来的に社会生活をする上で困難な状況にならないようなことを含めた施設的なカリキュラムができてればいいと思うんですが、何かその今のイメージだと、預かればお金を稼げるから、施設としてはどんどんどんどんふやしていくというイメージがあるので、やはりそこにちょっとメスを入れないと、府中市も財政的に余裕があるわけじゃないので、聖域とかそういったものを取っ払って、そういったところもチェックしないといけないと思うわけですけれども、その辺含めてちょっと総合的に、考え方を教えてください。
○主査(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 各
事業所で、実際療育支援という形できっちりやられているか、それとも見守り、先ほどの
放課後児童クラブのように見守りだけのところになっているかについては、確実な状況はちょっと把握はしておりませんが、市としても、療育ということがもう大もとになっておりますので、そちらの療育支援をきちっと行うように、
事業所に今後も指導してまいりたいと思います。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) なければ、歳出の3
款民生費の質疑はこれにて終了いたします。
続いて歳出の4款衛生費のうち、公共交通
感染防止対策支援金を除くものと、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
楢﨑
分科員。
○
分科員(
楢﨑征途君) すみません、また前もって出していなかったんですけれども、斎場の燃料費ですわね。これが追加で113万7,000円ですか、出ていますけれども、これは大体年間使用量が決まっているんだったら、年間契約という形でしておけば、値上げ分については防げるんじゃないかという考えがあるんですけれども、その辺のところ、年間契約とかにはしてなくて、その都度随時購入している状態なのか、ちょっとお聞きします。
○主査(
大本千香子君) 内海
市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) おっしゃるとおり、斎場の燃料費につきましては、その都度購入ということにしております。議案説明会のときにもお話ししましたけれども、やはり原油価格の高騰、そういったものもございまして、もちろんこれに3月までの見込み額、例年の数量を勘案して掛け算したもので、今回補正を上げております。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
広瀬副主査。
○副主査(
広瀬和彦君) 私からは、新型
コロナウイルスのワクチン住民接種事業についてお聞きします。
この事業については、1回目、2回目ということでワクチン接種推進チーム、非常に苦労されたというところに対しては敬意を表するのと、あと医師の確保についても、市で非常に動きを早くされたと。最初の接種率は非常に低かったんですけれども、最終的には接種率が上がってきたということで、御苦労されたと思います。
今回3回目の接種ということで、ちょっとこの3回目の接種について概要をお聞きしますが、この3回目の接種については、先日岸田総理が所信表明の中で、これまで原則2回目接種から8カ月以上の人が対象だったが、新たな変異株、オミクロン株への効果を見きわめ、追加承認されるアメリカモデルナ製ワクチンを活用し、前倒しを進めることで、方向性を述べられました。
今後の府中市としての接種計画として、なかなかまだ決定された分、変更があった分、変更がこれからあるという部分はあると思うんですが、そこら辺の接種計画ですね、これの内容がわかれば教えていただきたい。その内容としては、接種対象者とか接種ワクチン名とか、あとワクチンの供給状況、予約方法、集団接種、個別接種、初回開始時期、こういったところも踏まえて接種計画を伺います。
○主査(
大本千香子君) 宮原
ワクチン接種推進チーム主幹。
○
ワクチン接種推進チーム主幹(
宮原哲也君) 私から、ワクチンの3回目の接種についてのところの接種計画ということですので、御説明させていただきます。
まず1回目、2回目接種につきましては、5月からスタートしまして、最終的には対象者の方で86%の方、全人口で言いましても80%の方が2回目の接種を終えられております。この間、
医療従事者の方にはいろいろ出務でも御苦労をおかけしまして、大変ありがたいと思っております。それが11月にはほぼ落ちつきといいますか、予約をあけても埋まらないような状況にもなってきましたので、ほぼ1回目、2回目の接種は終わったんじゃないかと感じております。
そうしましたら今回3回目の接種ということで、12月から、今月から
医療従事者の方をスタートさせていただいておりますが、こちらにつきましても、また新たに接種体制のほう構築をいたしまして、全力を挙げて取り組んでいきたいと思っております。
御質問についてですが、まず接種対象者についてですが、3回目の追加接種の対象者につきましては、2回目までの接種を完了した方、この中で18歳以上の方となります。原則2回目接種から8カ月以上経過した人から、接種が可能になっております。
ただ、先ほど広瀬副主査がおっしゃったとおり、接種間隔につきましては、先日岸田総理が前倒しということで表明をされております。今後具体的なことにつきましては、国から示されるものと思いますが、現段階では前倒しという言葉だけが出ておりますので、まだ何もその体制について、具体的なことができていない状況ではございます。
それから接種の予定者数、こちらにつきましてですが、先ほど言いました対象者で86%の方が2回目を受けられておりまして、こちらで2回目を終えられた方の人数としましては3万65人、これが12月2日現在となっております。この方がまず2回目を終えられています。
このうち、今回18歳以上ということですので、12歳から17歳までの人、1,400人ほどいらっしゃいます。こちらを除きますと、2万8,600人ぐらいが追加接種の対象となると把握をしております。
続きまして、接種するワクチンでございますが、追加接種で使用するワクチンは、1回目、2回目の接種で使用したワクチンにかかわらず、ファイザー製もしくはモデルナ社製の、メッセンジャーRNAワクチンというものを使用することになっております。
2回目までに接種したワクチンと異なるワクチンを接種します、いわゆる交互接種と言いますが、例えば1回目、2回目はファイザーを打った方が、3回目、モデルナワクチンを打つことも可能となっております。
現時点で、3回目接種の薬事承認がされているのはファイザー製のみでございます。当面ファイザー製のみを使用しますが、モデルナ製ワクチンは現在薬事申請中でございますので、承認されれば使用可能となると聞いております。
続きまして、ワクチンの供給状況でございます。
今、国から示されている3月までの都道府県へのワクチン配分、こちらの計画になりますが、広島県にはファイザー製ワクチンが46万回分、モデルナワクチンが38万回分配分されることが示されております。割合にしますと、ファイザーが55%、モデルナが45%となっておりまして、これを県内の市町で分配をする予定になっております。
県内の配分につきましては、現時点でファイザー製ワクチンは具体的な数字が示されております。本市には3月までに8箱、回数にしまして9,360回分、こちらが届く見込みになっております。
そしてモデルナ製ワクチンにつきましては、まだ具体的な数字は示されておりません。今後国の配分計画に応じた数が届くことで、こちらに配分計画が出てくると思います。ですので、追加接種用として必要なワクチン、こちら府中市が確保できるのは、この国から届くワクチンですが、この半分近くがモデルナ製ワクチンとなる見込みとなっております。2回目までと異なるワクチンを使用する交互接種を前提に、今後接種体制と接種スケジュールを検討していきたいと思っております。
続きまして、予約の方法というところで御質問いただいておりますが、今回1、2回目も同様、追加接種におきましても予約が必要となります。予約の際には、前回と同じように接種券が必要となります。まず接種券の発送でございますが、接種記録がデータ上ありますので、こちらから対象者を抽出しまして、2回目の接種から8カ月を迎えるまでには、対象者の方にお届けできるように準備を進め、毎月2回程度に分けて発送したいと思っております。そして、接種券が届いた方から予約
申し込みをしていただくように考えております。
予約方法につきましては、前回と同様にコールセンターへの電話による
申し込みと、予約システムへウェブでの
申し込みという形で行いたいと思います。また、市の公式LINEがございますが、こちらからも入り口を設けまして、
申し込みを行う方法についても、追加をする見込みでございます。
初回接種におきましては、電話での
申し込みでつながりにくい状況が数日続くことがございまして、大変御迷惑をおかけした経緯がございますが、今回も方法としては同じ予約の方法になります。電話がつながりにくい状態が起きる可能性も十分考えられますが、今回、前回のようにまとめて接種券を一遍に送るのではなく、1カ月に2回、対象の方から送るような、そういう形も考えておりますので、対象者を分割とするというような意味では、電話やウェブで対応できるのではないかと考えています。
また、ウェブからの
申し込みがやはりスムーズでありますので、こちらにつきましても、前回職員によりまして予約のサポートを行いましたけれども、こういった取り組みについても、今回3回目の接種につきましても、同様の取り組みを行いたいと考えています。
集団接種と個別接種の方法といいますか、こういった形で御質問いただいております。現時点で、先ほど言いました8カ月以上での追加接種として考えております。先日、前倒しという言葉が出ましたけれども、まだ具体的にそういったのが出ておりませんので、今考えている状況でお答えをしたいと思います。
まず、最初に
医療従事者が初回接種で優先順位になっておりましたので、この方々が8カ月を迎えられます。この12月から順次開始をしていきます。人数も限られていることもございますので、接種方法は、医療機関で接種を行う個別接種で実施したいと思います。
続いて、高齢者が8カ月を迎える頃になりますと、対象者が一気に増加しますので、こちらにつきましては2月下旬になると思いますが、文化センターで集団接種を開始したいと思っております。そして1日当たりの接種人数をふやしまして、接種を進めます。同時期に個別接種を行えるかどうかにつきましては、やはり集団接種に出務いただく先生が、
医療従事者の確保、そういったところを踏まえまして、今後調整をしていきたいと思います。また、前回の接種で行いましたTTCアリーナでの大規模な接種会場での接種も実施する予定でございます。日程調整を今行っているところです。
上下地域におきましては、前回町民会館で集団接種を行いましたが、診療と接種とのやはりバランスが難しいという、医師の出務が難しいというところもございましたので、今回は診療を行いながら接種もできるように、北市民病院での接種を行うことを検討しております。
そして高齢者が終わる頃、今度は65歳未満の方が主な対象となってまいります。これが4月以降になると思います。こちらの皆さんにも、接種の場合は初回接種と同じように、やはり集団接種を中心にやっていきますが、徐々に個別接種へ切りかえていくようなことを考えております。
今後前倒しを図ることが前提になってくるんだと思いますので、接種体制の確保につきましては、医師会としっかり協議しまして、早急に検討していきたいと考えております。
初回の接種時期は、先ほど申しましたが、8カ月を経過した人から対象となりますので、大まかな目安として
医療従事者の方が12月から、高齢者の方が2月下旬以降、65歳未満の方が4月以降というふうに、現時点では考えております。
しかしながら新しい変異株のオミクロン株、こちらの感染拡大が懸念されておるわけで、感染予防の観点からも、国から前倒しを進める方針が示されておりますので、具体的な方法はまだ示されておりませんけれども、接種体制の構築と接種券の発送時期の前倒し、それから枠の設定とか、多く課題があるんですけれども、そちらのほうもできるだけ対応して、接種の混乱が起きないように、接種の前倒しを進めていきたいと思います。
また、こういったこと、徐々に決まっていくと思いますので、市民の皆さんにも早めにお知らせをしたいと考えております。
長くなりましたが、以上です。
○主査(
大本千香子君) 広瀬副主査。
○副主査(
広瀬和彦君) 先ほどいろいろ御説明いただいて、ありがとうございます。
今までの1回目、2回目の接種については府中市はファイザー製でやっていると思うんですが。今後、今言われたモデルナ製が入ってくるという話になりますと、その希釈の問題とか、接種量の問題とか、あと保管の問題とか、いろいろ今までやった部分とは違った部分が出てくると思うんですが、それについての体制というか、例えばそれが混合した形で、どうしても量の関係で集団接種会場でやらないといけないとか、そういうケースが出てくるかどうかちょっとわからないんですけれども、そういった部分の体制は、今後検討されていかれるのでしょうか。
○主査(
大本千香子君) 宮原
ワクチン接種推進チーム主幹。
○
ワクチン接種推進チーム主幹(
宮原哲也君) ワクチンの種類が2つ、取り扱い、同時に行うというような状況になると思いますので、まずは混乱が起きないように、別々の会場で行うか、もしくは日を変えて行うかという方法があろうかと思います。その辺りを、例えば集団・個別で分けるだとか、そういったところで今後調整をしていこうと思っております。
ただ、具体的な、まだモデルナの届く数がはっきりまだ示されておりませんので、ちょっとその辺りが早くいただければと思っていますが、そういったワクチンの数を、もちろんなければ打てませんので、いつまでにどれだけ来るのかもはっきりした上で、そういったところの計画もきっちり決めていきたいと考えています。
○主査(
大本千香子君) 広瀬副主査。
○副主査(
広瀬和彦君) やはり誤接種があると本当に大変なことになってくると思うので、ワクチンだから量の問題で大きく変化してくるって、健康被害というのは余り聞いていないんですけれども、ただそうは言っても、接種のやり方によって副作用が起きたりとか、いろんな問題が出てくる可能性はあるので、そういった意味でシミュレーションというか、早めに手を打ってやっといたほうがいいんじゃないかなと思うので、それはぜひともちょっと計画の中に入れて、早めにそういったシミュレーションをやられることをお願いしたいと思います。
それと、前回集団接種のTTCアリーナですね、市外の医療機関の医師の方を確保されたということで、非常に接種がスムーズにいったということがあるんですけれども、今回3回目の部分も、こういった同じような医療機関を確保するようにされているのかどうなのか、お聞きします。
○主査(
大本千香子君) 宮原
ワクチン接種推進チーム主幹。
○
ワクチン接種推進チーム主幹(
宮原哲也君) 前回、1回目、2回目のときも行いましたTTCアリーナでの接種は、他市町の健診所のスタッフから、人材派遣も通したりしまして派遣をしていただきまして、接種を行いました。
今回も、考え方としては同様にやる方法でやらせていただこうと思っておりますので、1日当たり、前回は1,200人接種が可能となりましたので、そのぐらいの規模で同じようにやらせていただきたい。そういったところも今調整、会場も含めて調整を行っているところです。そういったイメージで今は考えております。
○主査(
大本千香子君) 広瀬副主査。
○副主査(
広瀬和彦君) 最後に、経費の項目の中で、報償費と委託料ですね。これらの、すみません、違いをちょっと教えていただきたい。
○主査(
大本千香子君) 宮原
ワクチン接種推進チーム主幹。
○
ワクチン接種推進チーム主幹(
宮原哲也君) 報償費につきましては、基本的には集団接種会場に来ていただける医師会の先生方、看護師さん、そういった
医療従事者への報酬になります。
委託料につきましては、先ほどの大きい規模でやるところは、報酬ではなく委託料という形でお支払いをするようになりますので、そういったところにお支払いしたのが委託料という、同じ
医療従事者関係へのお支払いなんですけれども、片や個人といいますか、先生方にお支払いするのと、団体にお支払いするのとで、そういった委託料と報償費がちょっと変わってくるところがございます。
○主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) なければ、歳出の4款衛生費の質疑はこれにて終了いたします。
続いて、繰越明許費のうち所管に係る部分について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
〔質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) なければ、繰越明許費のうち所管に係る部分の質疑は、これにて終了いたします。
続いて、債務負担行為のうち所管に係る部分について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
〔質疑する者なし〕
○主査(
大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、議員間討議についてお諮りいたします。
本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。
〔挙手する者なし〕
○主査(
大本千香子君) それでは本議案については、議員間討議を実施いたしません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○主査(
大本千香子君) 次に、議案第88号「令和3年度府中市
一般会計補正予算(第8号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(唐川平君) 特に
補足説明はございません。慎重なる審議をお願いいたします。
○主査(
大本千香子君) これより、
補正予算説明資料に記載の事業について質疑に入ります。
追加資料、令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金について、質疑のある方は、順次御発言を願います。
水田
分科員。
○
分科員(水田豊君) 5万円、5万円の計10万円ということですが、これは現金給付に全てできないのかについて、お伺いします。
○主査(
大本千香子君) 池田
女性こども課長。
○
女性こども課長(
池田かおり君) このたびの子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、
新型コロナウイルス感染症が長期化し、その影響がさまざまな人々に及ぶ中、子育て世帯につきましては、
子供たちを力強く支援し、その未来を開く観点から、一定の所得がある世帯を除きまして、18歳までの子供1人につき10万円相当の給付を行う国の事業でございます。
今回、追加で計上いたしました5万円の現金給付事業に加えまして、来年春の卒業、入学、新学期に向けて、子育てに係るサービスや商品に利用できる、子供1人当たり5万円相当のクーポンを基本とした給付も予定されてはおります。こちらのクーポンの制度の詳細につきましては、現在国において検討段階でございます。
事業の趣旨につきましては、令和4年春の卒業、入学、新学期準備に向けて支援するものとされているため、現金給付は事業趣旨にそぐわないものとされております。また令和4年6月中に、クーポンの給付が不可能な自治体のみ現金給付が認められる方向にあるそうです。
5万円相当のクーポン給付事業については、市もこれから国の制度設計が決定次第、詳細について関係各課で検討を進めてまいりたいと思っております。